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学会誌

Journal of Infection and Chemotherapy


Journal of Infection and Chemotherapy
編集委員長就任のご挨拶

 この度、Journal of Infection and Chemotherapyの編集委員長に就任することになりました。歴代の編集委員長のご尽力を思いますと、その重責に身が引き締まる思いです。
 皆様もご存知のとおり、本誌は長年の悲願であったインパクトファクターが取得できる見通しが立ち、来年にはその評価が下される予定です。その影響もあってか投稿論文数も急激に増え、今年は半年間ですでに100を超え、年間で200を超えそうな勢いです。昨年1年間の投稿論文数が153でしたので、明らかに投稿数は増えております。また海外からの投稿論文数の増加も顕著であり、今年になって投稿された論文の3分の1は海外からの論文が占めております。このように本誌を取り巻く環境は大きく変化し、感染症・化学療法領域のインターナショナルな雑誌として海外からも認識されつつあります。
 そこで本誌の今後の課題としては、(1)学術誌としての質の向上、(2)投稿論文の審査体制の充実、(3)日本からの重要な情報の発信、などが挙げられると思います。質の向上については、本誌はこれまで採択率が80%前後を推移しておりましたが、今後はより厳しい審査基準を適応する必要があると思われます。これについては賛否両論があろうかと思いますが、外国の英文誌に断られたらJICに載せてもらえば良い、という認識から、がんばってJICに論文を載せたい、と思われるような学術誌を目指したいと考えております。そのためには審査体制の充実が不可欠であり、今後増加する論文数にも対応できるようAssociate Editorを増やし、いずれは海外の先生方にもreviewerを務めて頂くことができるようにしたいと思います。また、システムや手続きを見直して査読に要する期間の短縮を図りたいと思います。さらに本誌の役目である日本からの情報発信がさらに強固に行えるように、例えば国内のガイドラインやサーベイランス、治験等の情報を積極的に掲載し、総説などについても国内の高いレベルの研究内容を紹介できるよう努めていきたいと思います。
 本誌は現在、転換期を迎えており、これからさらに大きく成長していくものと思われます。これも一重にこれまで本誌を支えて頂いた学会員の皆様のお陰だと思います。また、陰になって支えて頂いた両学会の事務局の方々の貢献も大きかったと思います。
 今後、本誌が国際誌としてより高い位置を目指す一方で、日本感染症学会、日本化学療法学会が共に手を携えて作った英文誌としての位置付けを忘れず、これまで以上に有益な情報を提供できる学術誌を目指して、皆様のご協力をいただきながら、その責務を果たしていく所存です。
 今後の本誌の発展のために、皆様からは忌憚のないご意見を賜り、さらに積極的な投稿や査読へのご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2011年7月吉日
Journal of Infection and Chemotherapy
編集委員長 松本 哲哉