日本感染症学会

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第94回日本感染症学会総会・学術講演会

新型コロナウイルス感染症症例集の新たな出発について

最終更新日:2020年5月1日

会員の皆様へ

 新型コロナウイルス感染症への対応において、ご理解とご協力をいただき誠に有難うございます。
当学会では、新型病原体による感染症のため、その臨床症状・経過や治療に関する情報を共有することを目的に、新型コロナウイルス感染症の症例について、会員の先生方にご投稿いただき2月初めよりホームページに随時掲載しております。前向き臨床試験の結果がより信頼度は高いことは周知の通りですが、現在進行中の新型感染症に関する迅速な情報提供を第一に考えての対応でした。これまでに約100編の投稿をいただき、多くの先生方より「参考にさせていただいた」等のご連絡をいただきました。診療で大変な状況の中で貴重な経験を共有して下さった先生方に改めてお礼を申し上げます。また、症例の整理と編集、そして迅速な発表のためにご尽力いただきました編集委員長の岡 慎一理事(国立国際医療研究センター)、事務局の皆様に深謝いたします。
 4月に入り国内での症例数が10,000例を超え、市中感染例が増加する中で、本症例集の役目は終わったのではないかと考え4月末での終了をご連絡させていただいたところです。これに対して多くの会員の先生方から「続けるべきだ、やめるべきではない」とのご意見をいただきました。大変有難いお言葉であり、岡先生を中心に継続の方向で再検討を行っている状況です。日本の新型コロナウイルス感染症の症例集として、診療の参考にしていただける情報の提供を第一に、提示された症例の中の疑問が次のリサーチクエスチョンに繋がるような症例集になるよう、発展的な再出発を考えております。また、感染症学雑誌94巻4号に緊急症例報告の中からいくつかの症例を論文化していただき「特集:新型コロナウイルス感染症」として発刊致します。
 世界中で新型コロナ感染症の嵐が吹き荒れる中、日本感染症学会として一人でも多くの命を救えるように、会員の先生方の益々のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

2020年4月30日

一般社団法人 日本本感染症学会
理事長 舘田 一博

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