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“風疹ゼロ”プロジェクト

一般社団法人日本感染症学会は、“風疹ゼロ”プロジェクトに賛同します。
ー2020年度までに風疹流行のない状態にー

 昨年、風疹流行を抑制し、先天性風疹症候群児の出生をゼロとするために、日本産婦人科医会が「“風疹ゼロ”プロジェクト」を立ち上げました。2月4日を“風疹の日”とし、2月いっぱいを“風疹ゼロ”月間として、集中して情報発信、啓発活動をおこないます。
 当学会はこのプロジェクトに賛同し、以下を会員へ周知します。詳細は日本産婦人科医会のHPをご覧下さい。
http://www.jaog.or.jp/rubella/

【“風疹ゼロ”プロジェクトメッセージ2018】

2月4日は“風疹(ゼロ)の日”―『“風疹ゼロ”プロジェクト』―を進めましょう
風疹にご注意! わが国では風疹流行のリスクはいまだに消えていません!

  1. 海外にでかけるなら風疹の用心と万全の対策を!(*1)
  2. 海外から帰国後の体調異変はもしかしたら風疹かも!診察をうけてから職場へ(*2)
  3. 30〜50代の男性は風疹への抵抗力が弱い人が多く、ぜひMRワクチンを接種してください(かかりつけ医、職場健康相談で尋ねてください)。(*3)
  4. 妊娠を考えているおふたりへ
    風疹対策は大丈夫ですか? 予防接種は妊娠前に忘れずに! (各市町村で風しん抗体検査助成事業が実施されています-詳しくは保健所へ)(*4、5)

―2018年2月“風疹ゼロ”プロジェクト―

(*1)風疹が流行している地域へ渡航の際はぜひ風疹ワクチン(通常、【麻疹風疹=MR】ワクチン)を接種してからでかけてください。
海外の風疹に関する情報は国立感染症研究所やWHOのHPでご覧になれます。
⇒「海外での風疹対策の現状」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2343-iasr/related-articles/related-articles-434/6447-434r10.html
 Rubella Reported cases by WHO region
http://apps.who.int/gho/data/view.main.1520_57

(*2)海外旅行(出張)中に現地で風疹ウイルスに感染し、帰国後発症し、軽い“かぜ”と考え出勤して職場で流行させたり家族に感染させる事例が多くあります。
海外出張の多い企業、組織では職場としての感染症対策を十分にとられることを強く推奨しかつ要望します。
⇒ 国立感染症研究所「職場における風しん対策ガイドライン」
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/kannrenn/syokuba-taisaku.pdf

(*3)特に30代〜50代の男性は風疹抗体が不足している方が多く、ワクチン接種が必要な方々です。風疹ワクチンは通常、【麻疹風疹=MR】ワクチンが接種されます。【ワクチン接種は2回接種が定期接種で定められていますが、受けていない人は、少なくともまず1回接種を受けることが大切です。】

(*4)現在も多くの市区町村で進めている補助(助成)制度(風疹抗体検査および【麻疹風疹=MR】ワクチン接種)がありますので各市区町村、地元の保健所にお尋ねの上、利用されることをお勧めします。

(*5)妊娠20週頃まで(主に妊娠初期)に妊婦が風疹ウイルスに感染すると、難聴、心疾患、白内障などの障害(先天性風疹症候群)をもった赤ちゃんが生まれるおそれがあり、その後、発育の遅れがみられることがあります。(詳しくはかかりつけの医師とよく相談されることを勧めます。)

■“風疹ゼロ”プロジェクトでは今後、2020年度(オリンピック・パラリンピックの開催年)の本邦における風疹排除の目標に向けて、なお一層の具体的提案を続けてまいります。

2018年2月1日
一般社団法人日本感染症学会
理事長 舘田 一博