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HIV・HCV重複感染に対する対応について

厚生労働省健康局疾病対策課より以下のご連絡をいただきましたのでお知らせ致します.

 HIV感染症,HCV(C型肝炎ウイルス)感染症はともに血液を媒介して感染する感染症であるため,HIV感染者の約20%がHCVとの重複感染例であり,特に血液製剤によってHIVに感染した例においては,約97%が重複感染例であるとの報告がなされています.

 また,HIVに対する治療方法の進歩に伴い,HIV・HCV重複感染者の死因の約半数が,非AIDS関連死であり,特にその多くをHCVによる肝硬変が占めているとの報告があります.

 エイズ治療拠点病院におけるHIV・HCV重複感染者に対する診療にあたっては,厚生労働科学研究班(エイズ対策研究事業 主任研究者:小池和彦東京大学医学部教授)が作成した「HIV・HCV重複感染時の診療ガイドライン」を活用いただくとともに,必要に応じて各ブロック拠点病院のHIV診療担当医と適切に連携し,HIV・HCV重複感染者の適切な診療機会の確保に一層努めること.
 なお,同ガイドラインについては,エイズ予防情報ネットホームページ(http://api-net.jfap.or.jp/)に掲載されております.

(参考)「HIV・HCV重複感染時の診療ガイドライン」(抜粋)

HIV/HCV重複感染例においては

  • C型慢性肝炎の進行が早い.
  • 高HCV量例が多い.
  • CD4陽性リンパ球数が保たれている(>350/μl)時期のうちにHCVに対する抗ウイルス治療を考慮すべきである.

○照会先
厚生労働省健康局疾病対策課
TEL:03-5253-1111 内線2354,2357