レジオネラ症サーベイランス事業

一般社団法人日本感染症学会
 

研究の詳細

1) レジオネラ症診断のための検査法の実施状況のアンケート調査

 日本感染症学会とともに、日本呼吸器学会、日本プライマリ・ケア連合学会、日本救急医学会、日本臨床内科医会にもご協力いただき、2021年3月〜4月にアンケート調査を実施しました。得られた研究成果は論文にまとめJournal of Infection and Chemotherapyに発表しました。

Kinjo T, Ito A, Ishii M, Komiya K, Yamasue M, Yamaguchi T, Imamura Y, Iwanaga N, Tateda K, Kawakami K: National survey of physicians in Japan regarding their use of diagnostic tests for legionellosis. J. Infect. Chemother. 2022 Feb; 28(2): 129-134. doi: 10.1016/j.jiac.2021.12.008.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1341321X21003445

2) レジオネラ症診断における尿中抗原検査と臨床的特徴に関する全国サーベイランス研究 -多施設共同前向き観察研究-

 日本感染症学会会員の全国ネットワークを活用することで、レジオネラ症確定例における各種尿中抗原検査の特徴、およびL. pneumophila SG1とそれ以外のSGおよび他のレジオネラ属菌によるレジオネラ症の臨床的特徴の違いを明らかにすることを目的とした臨床研究を実施します。
 詳細については、第96回日本感染症学会総会・学術講演会(2022年4月22日、23日)において臨床研究促進委員会報告として発表します。

お知らせ

共同研究機関専用サイト
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レジオネラ症サーベイランス研究ワーキンググループ

青柳 哲史(東北大学大学院医学系研究科 感染病態学分野/総合感染症学分野)
石井  誠(名古屋大学医学部 呼吸器内科)
伊藤 明広(倉敷中央病院 呼吸器内科)
岩永 直樹(長崎大学病院 呼吸器内科(第二内科))
川上 和義 (医療法人ひろせ会広瀬病院)
金城 武士(琉球大学病院 第一内科)
小宮 幸作(大分大学医学部 呼吸器・感染症内科)
山口 哲央(東邦大学医学部 微生物学・感染症学講座)
山末 まり(大分大学医学部 呼吸器・感染症内科)

*委員長

 
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