日本感染症学会

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第94回日本感染症学会総会・学術講演会

リウマチ・膠原病患者のCOVID-19の情報提供のお願い

最終更新日:2020年5月21日

会員の先生方へ

 COVID-19は合併症や免疫抑制薬の使用が罹患及び重症化のリスクと推測されていますが、リウマチ・膠原病やそれらに対する治療の影響は未だ明確ではありません。一方で、トシリズマブ等のIL-6阻害薬やJAK阻害薬といったリウマチ・膠原病に対する治療薬がCOVID-19に伴う過剰な免疫応答の抑制に有効であることが期待されています。
 そこで、リウマチ・膠原病患者におけるCOVID-19の特徴を解明し、今後の感染予防、COVID-19に対する治療、予後予測等に役立てることを本研究の目的としています。

 現在、The Global Rheumatology Allianceが各国の学会等の協力も受け、国際的にリウマチ・膠原病におけるCOVID-19レジストリ(https://rheum-covid.org)を用いて情報収集を行っています。日本においても症例を集積し、本レジストリに協力する多施設共同研究を開始しました。日本人患者の解析を行い、海外データとの比較を行う予定です。
 レジストリは、COVID-19に罹患(PCR陽性でなくても臨床診断や抗体検査等による診断も対象)し、リウマチ、膠原病を基礎疾患に有する患者の、COVID-19に対する治療内容、転帰(死亡、退院、最悪時の状態等)、基礎疾患であるリウマチ・膠原病に関する情報(病勢が安定していたか、治療薬は何を使っていたか、中止したか、継続したか等)を後ろ向きに1回だけ入力(5~7分)するもので、継続フォローは必要ありません。
 患者の個人情報は性別と年齢のみで、疾患に関する情報もカルテから取得できる簡易的なものであり、オプトアウトのみでインフォームドコンセントは必要ありません。
 情報入力には倫理承認が必要となりますので、COVID-19レジストリにご協力いただける場合には、研究担当者の木原まり(rheum.covid.jp@gmail.com)までご一報いただきますようお願い致します。
 また、情報登録は英語での入力が必要になりますが、CRFの日本語翻訳を公開しております(https://rheum-covid.org/languages/)。

 お忙しいところ大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

2020年5月21日

東京医科歯科大学膠原病・リウマチ内科 非常勤講師 木原 まり
東邦大学内科学講座膠原病学分野 教授 南木 敏宏

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