日本感染症学会

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組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)(シルガード9水性懸濁筋注シリンジ)の製造販売承認について

最終更新日:2020年8月5日

会員各位

 組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)(シルガード9水性懸濁筋注シリンジ)の製造販売が承認され、以下のとおり厚生労働省から適切に筋肉内注射を実施するよう依頼がありました。

  • ヒトパピローマウイルス感染症予防に用いられる組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)(シルガード9水性懸濁筋注シリンジ) の接種における留意事項について
    https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T200722I0040.pdf

 本ワクチンの接種部位は、添付文書にある通り、通常、上腕三角筋(肩峰の3横指下)とし、当該部位への接種が困難な場合は、大腿前外側部への接種を考慮してください。臀部には接種しないこととなっています。
 なお、ワクチンの筋肉内注射法については、日本小児科学会の「小児に対するワクチンの 筋肉内接種法について(改訂版)」(2019年8月一部修正版)をご参照ください。
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/201908_kinnnikunaisesshu.pdf

2020年8月4日

一般社団法人日本感染症学会
ワクチン委員会 委員長 西 順一郎

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