日本感染症学会

ガイドライン・提言Guidelines

COVID-19ワクチンに関する提言

最終更新日:2023年2月21日

「COVID-19ワクチンに関する提言(第6版)」の公表に際して

 COVID-19の第8波は第7波と同様の大きな流行になりましたが、2023年1月初めをピークにようやく減少傾向がみられています。2022年10月から2価(従来株/オミクロン株BA.4-5)ワクチンの接種が可能となりましたが、オミクロン株BA.5に対して一定の発症予防効果が報告されています。また、従来型ワクチンを用いた5~11歳への追加接種、6か月から4歳への3回接種も開始されています。
 本提言は、COVID-19ワクチンについて、その有効性と安全性に関する科学的な情報を解説し、接種を判断する際の参考にしていただくために作成いたしました。このたび主に2価(従来株/オミクロン株BA.4-5)ワクチンと6か月から4歳への接種に関する情報を追加して、第6版として公表いたします。その他の箇所についても適宜修正や追加を加えました。COVID-19パンデミックの終息に向かって、COVID-19ワクチンが正しく理解され、安全性を慎重に検証しながら、接種がさらに進んでゆくことを願っています。

 2023年1月25日

一般社団法人日本感染症学会
ワクチン委員会
COVID-19ワクチン・タスクフォース
委員長 西 順一郎

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