日本感染症学会

ガイドライン・提言Guidelines

COVID-19ワクチンに関する提言

最終更新日:2024年12月18日

「COVID-19ワクチンに関する提言(第10版)-JN.1対応ワクチンの任意接種を中心に-」の公表に際して

 COVID-19ワクチンは2024年10月1日から、定期接種B類として65歳以上を対象に接種が始まりました。新たに開発されたJN.1対応ワクチンが用いられています。日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会は合同で、10月17日に「2024年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解」を公開し、高齢者等への定期接種を強く推奨しました。一方、定期接種の対象者以外の方も、任意接種として接種が可能です。本提言は、COVID-19ワクチンの有効性と安全性に関する科学的な情報を解説し、接種を判断する際の参考にしていただくために作成しています。第10版では、JN.1対応ワクチンの任意接種を中心に記載しました。
 わが国におけるCOVID-19の流行はこれからも繰り返すことが予想され、ワクチンの重要性に変わりはありません。COVID-19ワクチンが正しく理解され、安全性を慎重に検証しながら、これからも広く接種が進むことを願っています。

2024年12月16日

一般社団法人日本感染症学会
ワクチン委員会
COVID-19ワクチンタスクフォース
委員長 西 順一郎

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