2014年10月から23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)が65歳以上を対象に定期接種(B類疾病)となりましたが、2015年以降本学会では「考え方」第1~4版を公表してきました。これまで継続されてきた70歳から5歳ごとの経過措置が2023年度で終了することとなり、2024年度からは65歳の者及び60歳以上65歳未満で日常生活が極度に制限される程度の基礎疾患を有する者だけが対象になります。それに伴い、日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本ワクチン学会の合同委員会は「考え方」の第5版を作成し公開することとしました。Life-course immunizationの考え方に基づいて、高齢者やハイリスク者に肺炎球菌ワクチンがさらに普及してゆくことを願っております。
一般社団法人日本感染症学会
ワクチン委員会
委員長 西 順一郎
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第5報)2024年4月1日
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第5報)第4版からの修正はアンダーライン
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第4報)2023年3月24日
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第3報)2019年10月30日
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第2報)2017年10月23日
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(アップデート版)2015年9月16日
- 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方 2015年1月5日