日本感染症学会

ガイドライン・提言Guidelines

65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第6版)

最終更新日:2024年9月30日

 23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)は定期接種(B類疾病)として、2024年度から65歳の者及び60歳以上65歳未満で日常生活が極度に制限される程度の基礎疾患を有する者等を対象に接種されています。このたび、20価結合型肺炎球菌ワクチン(PCV20)が2024年8月28日に国内で高齢者とハイリスク者に対して薬事承認されたことを受け、日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本ワクチン学会の合同委員会は「考え方」の第6版を作成し公開することとしました。Life-course immunizationの考え方に基づいて、高齢者やハイリスク者に肺炎球菌ワクチンがさらに普及してゆくことを願っています。

 一般社団法人日本感染症学会
ワクチン委員会
委員長 西 順一郎

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