日本感染症学会

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専門医制度のお知らせ(新専門医制度への移行について(令和4年3月30日現在))

最終更新日:2022年3月29日

会員各位

令和4年3月30日

新専門医制度への移行について(令和4年3月30日現在)

 新専門医制度下における感染症領域につきましては、経緯等先日メール配信 会員専用にてお知らせいたしましたが、今後についてお知らせいたします。

基本領域について

 日本専門医機構では複数の基本領域をもつサブスペシャルティ領域について、現在検討を行っております。感染症領域につきましても、内科以外の基本領域についての検討が引き続き行われる予定です。どの基本領域であっても補完研修(e-learning)などを設けることで、整備基準に示す感染症専門医医師像に到達できるような制度設計を進めております。

新専門医制度での研修について

 感染症領域は通常研修領域となりますので、基本領域研修修了後から研修を行っていただきます。現行の学会認定制度では3年の研修が必要ですが、新制度では2年以上6年以下・カリキュラム制として検討しております。
 また、経験症例80症例、病歴要約30症例と現行より増え、1年あたりの上限は40症例となる予定です。

JAID-J-Oslerについて

 症例登録システム「JAID-J-Osler」については、カリキュラムの修正が生じた場合、それに合わせた改修が必要となります。
 大変申し訳ございませんが、現時点ではご利用いただくことができません。ご了承ください。

研修施設について

 現行の研修施設に引き続きお願いしたいと考えておりますが、日本専門医機構が最終的に認定するため、施設認定が変わる可能性がございます。特別研修施設を設け、研修施設と施設群を構成することで引き続き研修が認められるような体制を検討しております。

新専門医制度第1~3期専攻医について

 当初は連動研修可能領域として承認されていたため、第1~3期生については、連動研修では3年、通常研修では2年で機構専門医として認めるよう整備基準に明記し、機構へ提出いたしました。しかし日本専門医機構より、新制度開始が2023年となったことから、2021~2022年の研修については新制度の研修としては認めず、まずは旧制度のもと学会認定専門医となり、その翌年または5年後の更新時に機構認定専門医に移行という方針が示されました。これについてもいくつか不明瞭な箇所がございますので、早急に確定できるよう検討しております。

 

 今後の状況は流動的で不透明なため、新たな方針が決まりましたら改めてホームページ等でご案内させていただきます。

一般社団法人日本感染症学会
理事長 四柳 宏
感染症専門医審議会
委員長 山本善裕

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