会員各位
Respiratory syncytialウイルス(RSV)感染症は、基礎疾患を有する成人においてインフルエンザと同程度の重症化リスクを持つと考えられており、高齢者等はワクチンの任意接種対象となっております。2026年4月からは妊婦に対しRSVワクチンが定期接種になることもあり、今後、RSV感染症の予防対策の重要性はますます高まると考えられます。
日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会は合同で、「成人のRSウイルスワクチンに関する見解」を作成致しました。
現時点でのRSVワクチンの科学的な情報であり、また接種の必要性を考える際の参考としていただければ幸甚です。
2025年12月
一般社団法人日本感染症学会
理事長 松本 哲哉









