日本感染症学会会員の先生方へ
この度の新型コロナウイルス感染症の流行において、診療および感染対策等においてご理解とご協力をいただき誠に有難うございます。一昨日の専門家会議でも発表されましたように、依然として厳しい状況が続いております。特に、若年層を中心に “見えにくいクラスター” の存在が本感染症の全体像の把握の障害になっていることが明らかになってきました。このような状況の中で、当学会会員、専門家会議の委員のお一人でもある押谷 仁先生(東北大学教授)より以下の連絡をいただきました。日本感染症学会として、新型コロナウイルス感染症の制御と収束に向けて、可能な限りの連携と協力をできればと考えております。会員の皆様におかれましては、診療で大変お忙しいかと思いますが、クラスターの早期発見の重要性に関してご理解とご協力のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。
2020年3月12日
一般社団法人日本感染症学会
理事長 舘田 一博