日本感染症学会

お知らせNews

日本からのCOVID-19関連論文の紹介

最終更新日:2020年6月23日

会員の皆様へ

 COVID-19感染症への対応において、ご協力をいただき誠にありがとうございます。日本におけるCOVID-19感染症は、2月の武漢からの帰国者やダイヤモンド・プリンセス号の船内感染に始まり、ようやく完全とはいえませんが医療現場も落ち着きを取り戻しつつあります。COVID-19に関する論文も当初は主に中国から発表されてまいりましたが、最近では日本からも英文誌に数多くの論文が発表されるようになりました。

 そこで日本感染症学会といたしましては、日本からのCOVID-19に関する英文誌に発表された研究成果を当学会ホームページにて紹介させていただき、有益な情報としてお役立ていただきたいと考えております。また、著者にとりましてもこの機会を通じて論文引用回数が増え、研究のインパクトを高める機会に繋がることを期待しております。自薦、他薦を問いませんので、皆様からの情報提供をお待ちしております。

 掲載させていただく情報は、論文タイトル、著者、筆頭著者の所属施設、雑誌名と共に研究内容を簡単に日本語で紹介いただき、会員の皆さまが参照にしやすいよう掲載させていただく予定です。

 誠に恐れ入りますが、下記見本を参考にinfo2@kansensho.or.jp宛にお送りいただければ幸いです。

見本

  1. Clinical characteristics of COVID-19 in 104 people with SARS-CoV-2 infection on the Diamond Princess cruise ship: a retrospective analysis. Tabata S, Imai K, Kawano S et al. Lancet Infect Dis Published: June 12, 2020; DOI:https://doi.org/10.1016/S1473-3099(20)30482-5(自衛隊中央病院)
    クルーズ船で感染した104名の臨床経過のまとめ。年齢、胸部CT像、リンパ球数などが臨床経過の悪化に関連していた。

 情報提供いただきました論文は、編集委員会にて内容を確認の上、掲載させていただきますこと、あらかじめご了承の程お願い申し上げます。

 会員の皆様におかれましては、ご多用のところ誠に恐れ入りますが、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年6月23日

感染症学雑誌
編集委員長 岡 慎一

 

Copyright © The Japanese Association for Infectious Diseases All Rights Reserved.
このページの先頭へ