感染症学雑誌に投稿された論文をいち早く読者に提供する手段として、2023年1月よりJ-STAGEの機能である「早期公開」を導入し、掲載論文のすべてが閲覧制限のないフリーアクセス・ジャーナル1)となりますこと、お知らせいたします。
「早期公開」とは、審査・査読過程を経て採択となった論文を順次公開する仕組みです。早期公開により、掲載号の刊行を待たず論文を公開することが可能となります(早期公開版2))。早期公開された論文は、 後日、巻・号・開始ページ等が確定した時点で本公開となります(通常公開版3))。
本誌における早期公開版は、すでに組版され、著者校正を完了しておりますので、通常公開版にむけて早期公開版をさらに修正することはできません。この公開手続きは当学会にて行います。なお、早期公開版は、本公開された時点で J-STAGEの「早期公開画面」からは削除されます。
早期公開版も通常公開版も同じDOIが付与されるため、同一の論文として取り扱われます。
「早期公開」の導入とフリーアクセス・ジャーナルへの移行は、研究成果をより早く広く発信できるだけでなく、本誌の利便性も向上すると思われます。
会員の皆様へおかれましては、ご理解の程お願い申し上げます。
1)すべての論文を閲覧制限なくご覧いただけます。査読料、掲載料に変更はありません。
2)早期公開版では、巻・号・ページは未定。早期公開版であることが明示されて公開されます。
3)通常公開版では、巻・号・ページが記述されて公開されます。
感染症学雑誌編集委員会
委員長 中村 敦