前回の日本化学療法学会での委員会報告(日本化学療法学会雑誌Vol. 57(4), 2009)以降、新たな抗菌薬が開発・発売され、これら新規薬剤のブレイクポイント設定の必要性が生じてきた。今回フルオロキノロン系の新規薬剤を中心に設定されていない薬剤について、臨床的ブレイクポイントを決めるために検討を重ね、今回呼吸器感染症(肺炎、慢性気道感染症)、尿路感染症(複雑性膀胱炎、複雑性腎盂腎炎)におけるブレイクポイントを設定したので暫定案として報告する。本案をホームページ上に公開し、パブリックコメントを広く求め、会員の皆様のご意見を反映して正式に決定する予定である。
令和5年4月
三学会合同ブレイクポイント臨床応用検討委員会
委員長 平松 和史
(大分大学医学部医療安全管理医学講座)
意見募集期間
2023年4月24日(月曜日)~5月15日(月曜日) 正午まで
意見・情報の提出方法
一般社団法人日本感染症学会
メール:info@kansensho.or.jp
※氏名、所属をご記入下さい。
なお、個々のコメントについては回答致しませんのでご了承下さい。
COIは公表時に記載いたします。
三学会合同ブレイクポイント臨床応用検討委員会報告(案)
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