この度の地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
会員の皆様におかれましては、被災された方々のため日夜ご尽力されておられることと存じます。どうぞご自愛のうえ、皆様のお力になっていただきますようお願い申し上げます。
災害の後には、発災からの時間の経過とともに、さまざまな要因から呼吸器感染症、消化器系感染症、皮膚・軟部組織感染症などのリスクが高まることが知られています。特に避難所などでは、限られたリソースの下でも、可能な限り感染症の発生、拡大防止への対策をとることが重要になります。
当学会では2011年の東日本大震災の際に、感染症診療および対策に関して以下の情報を発信いたしました。感染症診療・対策にあたられる被災地の先生方におかれましては、是非、これらの情報も参考にしていただきますよう宜しくお願い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
東日本大震災-地震・津波後に問題となる感染症ーVersion2
https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=18
災害と感染症対策
https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=17
令和6年1月5日
一般社団法人日本感染症学会
理事長 長谷川直樹