日本感染症学会

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日本感染症学会提言「~抗インフルエンザ薬の使用について~」

最終更新日:2019年10月24日

 日本感染症学会インフルエンザ委員会では、このたび、提言「抗インフルエンザ薬について」を作成しました。前回(2011年3月)の抗インフルエンザ薬に関する提言の発表より年数が経過し、内外から多くのエビデンスが報告されたことや、新しい作用機序の抗ウイルス薬(バロキサビル マルボキシル)が発売されたことを受けての改訂となります。
 この提言では、論文化された報告のみをエビデンスとして採用し、現時点で判明していることを客観的にお伝えする方針としました。この提言は、個々の医師の処方を規定するものではなく、これを参考として薬剤投与を裁量いただきたいと思います。新規薬剤に関しては、得られる情報は限定的であり、今後の新たな情報・成績の集積により、提言が修正・変更される可能性があることをお断りいたします。

 なお、本提言に対するご意見・ご質問については、個別に回答は行いませんが、次回の提言改訂時の参考とさせていただきます。

日本感染症学会提言「~抗インフルエンザ薬の使用について~」

2019年10月24日
一般社団法人日本感染症学会
インフルエンザ委員会
委員長 石田 直

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