会員各位
日本ではCOVID-19によるクラスターとして、飲食店、高齢者施設等に加えて、病院内感染も多く経験されてきました。ひとたび病院内感染が発生すると、医療資源の低下から地域医療の逼迫に繋がり、国民の健康福祉に大きな影響を与えます。
一般社団法人日本感染症学会 COVID-19院内感染対策ワーキンググループでは、 COVID-19施設内感染アンケート調査を実施し、その結果から、これまでにわかっ たことを明らかにし、これから解決すべきことを抽出しました。
これらの解析結果を活用することにより、施設内感染を可能な限り抑制し、新たな研究活動に繋げていただければ幸いです。
2021年3月29日
一般社団法人日本感染症学会
COVID-19院内感染対策検討ワーキンググループ
委員長 三鴨 廣繁