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症例報告の書き方について
最終更新日:2026年10月16日NEW
- 新たな知見が含まれる,教訓的・教育的な価値がある症例が掲載に値すると判断される.
- 臨床試験の有効性や効果を報告する論文は原著に記載する.症例報告は,個別症例の経過や臨床判断を記述する質的検討であり,標準的対応が確立していない状況では後の臨床家にとって重要な前例となり得る.一方で,有効性や因果関係を量的に証明するものではないため,結論は臨床的示唆として慎重に記載する.
- 具体的には,臨床所見,各種検査結果や病理学的所見などや基礎医学的観点からの発症メカニズムなどを最新のエビデンスも含めて,文献的考察を行うこと.
- 学術的観点からのみ,慎重に記載するものとする.
- 世界(本邦)で1例目の症例など,何例目という記載はしない.
- 個人情報保護は重要であるため,個人に関するすべての情報は匿名化する.年齢は,正確な年齢ではなく,年齢層・年代を記載する(例:「24歳の女性」ではなく「20歳代の女性」が望ましい).人種や職業は,学術目的で必要な場合に記載する.地名や暦上の日付は使用しない(「2022年1月」は「8か月前」など).
*小児症例等,正確な年齢情報を要する場合は,その年齢を明記する(例:3か月・男児).
- 個人が特定される可能性のある画像は使用しない.画像は個人を特定できる情報がないことを確認し,顔写真の場合は可能な限り不要な部分を消すなどの配慮は必要である.現病歴,既往歴,基礎疾患,アレルギー歴,家族歴など必要な項目は記載する.原稿に記載されている症例報告にあたっては,匿名化されたうえで学術雑誌上に報告されること,個人が特定される情報は掲載されないことについて,本人または代諾者からの同意を得る.
- 症例報告を初めて書く方や,書きなれていない方に向けて,テンプレートを作成したので,参考にしていただきたい.テンプレートには,重要な注意事項と著者に向けた説明が記載されているため、よく確認すること.テンプレートは,投稿規定の変更に合わせて改訂する.
テンプレート(Word)
- チェックリストも確認すること.

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